陰陽五行説を知っていますか
陰陽五行説は、中国においてBC3世紀に鄒衍(スウエン)がそれまでに信じられていた説をまとめて、説いた教えです。
明治維新での戊辰戦争の「戊辰(ボシン)」(1868年)とか、中国での辛亥革命の「辛亥(シンガイ)」(1912年)とかの
物事が起きた年を表したり、戊辰戦争時の会津藩の「青龍隊」「朱雀隊」「白虎隊」「玄武隊」の様に色や方位や季節を表したり
します。青龍は東・春を、朱雀は南・夏を、白虎は西・秋を、そして玄武は北・冬をあらわします。
十干(じっかん)と十二支の文字を組み合わせて60の年の表記で一巡りで還暦となりますが、昔はここまで年を重ねた人が少なく
少なくお祝いをした訳です。今でも、赤いちゃんちゃんこと帽子で祝ったりするのではないでしょうか。
因みに、北原白秋のネーミングはこれによってなされたようです。今年は、「庚子」(コウシ・かのえね)です。
参考に、60の年の表記と組み合わせの基になる語の説明を、下に示します。