滋賀県守山市の佐川美術館に行って来ました

ブログ | 2019.12.02

滋賀県守山市の琵琶湖大橋近くの佐川美術館で、開催されていた「ZENGA 白隠と仙厓展」に行って来ました。

白隠禅師は、江戸時代の臨済宗中興の祖と言われ、現在の静岡県沼津市の出身で現在も同市に所在する松蔭寺の住職でした。仙厓禅師は、岐阜県関市の出身で白隠禅師よりも後に活躍した、福岡県福岡市に現存する聖福寺の住職でした。

いずれの禅師も、書画により民衆に禅の教えを説いた方々です。私は、白隠禅師の事はPHPの「歴史街道」で知り幾らかの書籍を読んだのですが、仙厓禅師については知りませんでした。展覧会を見た感想としては、白隠禅師の書画の方が興味深かったです。

それよりも、開催していた佐川美術館の建物に色々と興味を受けましたので、写真を交えて述べたいと思います。

    美術館入口

   「ZENGA 白隠と仙厓展」入口

本館(1期工事)と茶室棟(右奥~2期工事)

エントランスへのアプローチにある彫像(壁は杉板目型枠を用いた打ち放し仕上)

2棟ある本館の間の水辺(この先に琵琶湖と比叡山の山並みがあります)

吉左衛門館(地下に展示スペース)上の茶室(2期工事)

ここで、建物の概要を述べます。

1期工事は、佐川急便株式会社の40周年記念事業として1998年に、竹中工務店の設計施工で竣工

(RC造 建築面積:6,576.20㎡ 延床面積:6,108.09㎡) 平山郁夫氏と佐藤忠良氏の作品を常設

2期工事は、公益財団法人佐川美術館の発注で、同じく竹中工務店の設計施工で2007年に竣工

(RC造一部S造 建築面積:381.78㎡ 延床面積:2,262.05㎡) 吉左衛門館(地下)と茶室

所在:滋賀県守山市水保町北川2891   TEL:077-585-7800

関西方面に行かれる機会があれば、寄ってみてはいかがでしょうか。因みに、宿泊は大津市内のホテルが取り易く安いです。又、大津から京都へはJRですぐですので、京都観光にも便利です。

受付の建物

 

プライバシーポリシー    © 2016 新潟藤田組

vertical_align_top